2010年代のメインストリーム「新しいR&B」とグラミー賞

12月4日(金)にイベント行います。
本気でグラミー賞R&B部門に挑戦する日本でただ一人の音楽人、山内直己さんをお迎えします。

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山内さんは、Sweet Soul Recordsというレーベルで、ソウル、R&B作品を多数リリースされています。
マネジメントされているNao Yoshiokaさんは、世界基準の音楽性で高い評価を得ているアーティストとして、グラミー賞R&B部門でのノミネート、受賞を目指し本格的なプロモーション、ロビー活動を仕掛けられています。

 

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前回のNMM MeetUpでゲストに来て頂いたstarRoさんは、グラミー賞リミックス部門でのノミネートされる快挙を達成されています。

2013年頃SoundCloud内で90年代R&Bリバイバル、進化させたトラックが若いアーティストたちに支持されR&Bの新しい潮流である、Future R&BAlternative R&Bといったいろんな名前で呼ばれた、アップデートされたR&Bのトレンドを担うクリエイターとして認められたそうです。

さらに、居住されていたLAのレーベル/メディア/イベント、Soulectionに所属したことで、さらなるステップアップを果たし、メインストリームのアーティストと多く作品を作り、グラミーノミネートまで登りつめたのです。

R&B」と聞くと、黒人の人しかやっちゃいけないジャンルのようなイメージがありますが、2010年代の新しいR&Bは、サウンドがエレクトロを導入してアップデートされただけでなく、多様な人種、セクシャリティなどダイバーシティ(多様性)を表現した、アメリカ社会の思想的、文化的な流れを表していたムーブメントであったのでしょう。

 

私がSpotifyを通じて知り、好んで聴いてきたアーティスト、Kehlani、Miguel、Childish Gambino、The Weeknd、Chance The Rapper、Janelle Monae等から感じた新しさは、こういった背景があるとstarRoさんの話を聞いて合点がいきました。

 

また、2010年代を代表するアーティスト達、、ハワイ出身、プエルトリカンとフィリピンのハーフであるBruno Marsが、LAを拠点にプロデューサー、ライターからスターへと快進撃したことも、このようなムーブメントを背景としたトレンドと繋がっていると思います。

また、Sam Smith、ADELE、Ed SheeranといったUKからのビッグ・アーティストや、Ariana Grande、Justin Bieberといったポップスターも、こういった新しいR&Bサウンドやマインドをしっかり取り入れていました。

Beyonceは、、、?考えると深いですね!

 

ここまで、前回のstarRoさんの話を聞いて、思った事ですが。
そこを踏まえて、次回の山内さん、Nao Yoshiokaさんの作品を聴くと、なぜ、こういった音楽アプローチをされていて、グラミーR&Bを目指されているかについて理解しやすくなります。2010年代以降のR&Bは多様性があり、革新的なサウンドとメッセージを受け入れるジャンルであり、日本人アーティストであっても音楽で勝負できるチャンスが十分あるのだという事だと思います。

 

今回のイベントのタイトル「日本人音楽家が世界で活躍する条件」
社会の空気、新しいツール、音楽性、クオリティ
これらを踏まえて、タイミングとチャンスを捉えることでしょうか。
山内さんとの話の中で、答えを追求したいと思います。

 以下は、NMMコミュニティのオーガナイザー山口さんの、starRoさん回のレポートになります。
合わせて読んでみてください。

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2020年11月4日(金)20時~ zoomでのオンラインイベント。是非、ご参加ください。

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脇田敬

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