音楽業界革命!デジマ講座。いま現場で求められる人材は?① 

7月からスタートした音楽デジマ講座「音楽マーケティングブートキャンプ」は10月31日に大成功に終わりました。約15名の講師、12組のアーティスト、30名の受講生が日本の音楽ビジネスを進化させるために一つになった4か月間。

日本で音楽ビジネスに携わる者として、これからの時代に必要な手ごたえが得られた貴重な時間となりました。

wakita.hateblo.jp


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www.youtube.com

 

さて、1期で感じた手ごたえを各講師ごとにコメントしていこうと思う。

■実践的なYouTube活用法
講師:鬼頭 武也(グーグル合同会社YouTube 日本音楽パートナーシップ統括部長)f:id:wakitatakashi:20210603003502j:plain

レコード協会による調査で、音楽を聴くツールの1位であるYouTube
しかし、アーティストや音楽関係者にとって使いこなせていないと感じる方が多いと思う。MVやライブ動画をアップするツールという捉え方では、損をしているように思う。
YouTubeは動画投稿サイトであり、SNSであり、メディアである。
チャンネルを活性化させるために投稿数を増やすべき。
フル動画、ショート、コミュニティ投稿を重ねることで、再生数登録者数を増やし、育てていくというのが正しい使い方に違いない。

Spotify for artistの実践的な使い方
講師:西村 謙大(株式会社CotoLab. 代表取締役CEO)

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なぜSpotifyなのか。日本で最も利用されているサブスクはApple、次はLINE。しかし、Spotifyこそがサブスクを牽引し、世界の音楽ビジネスを復活させた鍵だから。
リスナーが新しい音楽と出会い、遠く離れた世界に音楽を運んでくれる。アーティスト・ファーストを打ち出し、for artistsのようなツールでサポートする姿勢。
Spotifyを知ることでサブスクがわかる。Spotifyを制する者は音楽を制する。

■LINE MUSICとLINE系サービスの活用法
講師:高橋明彦(LINE MUSIC取締役COO)

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LINE MUSICは国内サブスクの代表。国内で使ってない人はいない位の必須ツールLINEと音楽はどのように繋がっていくのか。
2020年多くの曲を世に送り出したTikTok×LINE MUSICの先に起こることは何だろう。

■デジタルPRの基本
講師:野田威一郎(Wano 株式会社 TuneCore Japan K. K. 代表取締役

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Tunecore Japanがなければ、日本の音楽シーンは別の形になっていただろう。
誰もがリリースできる環境。多くのアーティストが利用することで、ミュージシャンに必要な手段が浮かび上がってくる。

■今後の音楽業界と海外戦略
講師:野本晶(Merlin Japan株式会社 General Manager)

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iTunesSpotifyを日本で立ち上げ、Merlin ジャパンのGMとなった野本さん。デジタル音楽ビジネスのご意見番が語る世界の音楽ビジネスの最先端。

■君の虜に~「summertime」の世界ヒット
講師:籔井 健一(グリッジ株式会社 代表取締役

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全日本語のグローバルヒットを生んだ、PDCA。ビジネスデータを共有することで可能となるアーティストとスタッフの新しい関係。

 

■デジタルでグルーバルマーケットでヒットを生む
講師:金子雄樹(The Orchard Japan  ヴァイス・プレジデント)

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YOASOBIやBTSやなど、特大ヒットを扱ってきたディストリビューションサービス。
音楽ビジネスはを音楽ありきであることも真実。

 

■YOASOBIはなぜヒットした?
講師:屋代陽平/山本秀哉(株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント REDエージェント部)

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徹底したデジタル先行と細やかな発信を「当たり前のこと」を積み重ねることと語るお二人から、ツボにはまった時のデジタルプロモーションの破壊力を改めて実感しました。

グラミー賞に挑戦し続ける
講師:山内直己(LIFESOUND, INC.代表取締役

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日本国内マーケットを重視し続けることで、可能性が狭まってはいないだろうか。

 

■音楽マーケティングの祖
講師:高野 修平(株式会社トライバルメディアハウス Modern Age 事業部事業部長)

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アーティスト、音楽業界、一般企業、異なる業種の両側を理解し、つなぎ、形にする。
取りにふさわしい、音楽マーケのリアル。

 

全講師へのコメントで長くなってしまったので、次回に続くとさせてください。

YouTubeチャンネルの整備、動画数確保
Spotify を制する者が「音楽」を制する
★今、マスト。TikTok,YouTube shorts,Instagram Reel/Stories
SNSに求めるものはバズではなく、地道な日常コミュニケーション。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

 

 

 

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