世界最大のヒップホップ・フェスがアジアに~『Rolling Loud Thailand』とアジア発の音楽ビジネス!

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4月にタイに行ってきました。世界最大のヒップホップフェス『Rolling Loud』がアジア進出、タイのリゾート地パタヤで3日間にわたり開催されました。5月16日に日本から参加したメンバーと共にレポートします!

 

 

『Rolling Loud Thailand』は、Travis Scott (トラヴィス・スコット)、Cardi B (カーディー・B)、Chris Brown (クリス・ブラウン)をヘッドライナーとして迎え3日間の開催。私は昨年のLAでの『Head In The Clouds』に続き、TERIYAKI BOYZⓇに乗っかり参戦。

そんな、「Rolling Loud」すごかった。規模、爆音、特効、ありとあらゆるスポンサードなど盛りだくさん、参加者のテンションが上がる「フェス」本来のお祭り感いっぱいでした。Festival Lifeの津田昌太郎さんとも会場で会ってお話ししましたが、ヒップホップがEDMフェスのような形をとって全世界にフェス展開するイメージでしょうか。あたらしい!ULTRAやTomorrow LandがSNS時代のフェスだとしたら、このRolling LoudはTikTok時代、ショート動画時代のフェスなのかなという印象です。今後検証していきたいです。

 

あて、お目当てのTERIYAKI BOYZ®️は、今回も安定の世界レベル。世界中の誰もが知るヒット曲を持つという事はこんなにも強いのかと今回も実感しました。パタヤバンコクの繁華街に行って感じたのは「Tokyo Drift」のイメージは東京よりもタイに近いです。曲も映画も。欧米人がインパクトを受けた「アジア」のカオスなエネルギーは、この国の者なんじゃないかと。

 

今回話題になったREPEZEN FOXX。いろいろ言われてますがDJ社長のヴァイタリティをライブで体験し心動かされるものがありました。日本ではRolling Loud Thailandが「レペゼンが出た世界的フェス」として知られることになりましたが、実際現地で観た印象としては、デカいフェスの位置出演者として、アジア市場に果敢にチャレンジするアーティストを評価したという印象でした。パフォーマンスについてもっと努力しないといけない部分があるでしょうし、マーケティング手法への賛否もありますが、彼らの今後を見ていきたいです。

 

JP THE WAVYも普通にカッコよかったです。日本のヒップホップアーティストが、自然に海外のアーティストと混じって活動する姿が見えますね。

今回アジア各国からアーティストがブッキングされ、日本のアンバサダーDJ LEAD (DJ リード)が呼びかけでTERIYAKI BOYZ (テリヤキ・ボーイズ)、Awich (エイウィッチ)、JP THE WAVY (ジェイピー・ザ・ウェイビー)、Repezen Foxx (レペゼン・フォックス)の出演が決定したそうです。

メインのトラヴィス・スコット、CENTRAL CEE、タイのTHAITANIUM、HITCでも観た韓国のJY PARKなどアメリカ、アジアの多くのヒップホップアクトを観れて勉強になりました。今後、仕事としてこのジャンルにもっと関わっていきたいです。

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今回「Rolling Loud」が目的でしたが、バンコクに住む地元の友達に、タイの正月「ソンクラーン」、水かけ祭りのバンコクも案内してもらえました。

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なぜ、Rolling Loudがタイで開催されたか?
タイが世界有数の観光立国であり、エンタテインメントや音楽、フェスのようなアミューズメントに相性の良い国民性や風土、歴史文化を持った国であることを感じました。

5月16日のイベントでは、同時期に行われたEDMフェスのレポートや、K-POP、またシティポップなどについても話しできればと思います。

是非、ご参加ください!

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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☆脇田敬☆ 
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著書『ミュージシャンが知っておくべきマネジメントの実務』,

経産省監修『デジタルコンテンツ白書』編集委員

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