イベント&書籍『音楽未来会議』(柴那典・山口哲一・脇田敬)~音楽の未来のために出来ること~

 

 

2月11日に、トークイベント『音楽未来会議』を行います。
音楽ジャーナリストの柴那典さん、エンターテック・エヴァンジェリストの山口哲一さんと私の3人で音楽の未来を語るイベントです。イベントを年内4回開催し、書籍として出版するという企画です。1回目は2/11、是非ご参加ください!

 

https://music-future-conference1.peatix.com/

 

youtu.be

 

■イベント企画の経緯と柴那典さん
昨年5月に会社設立した際に記念イベントを行ない、柴さんにゲストで来て頂きました。

柴さんはご存じの通り、『ヒットの崩壊』『平成のヒット』などのベストセラーを書き、鋭い楽曲ヒット分析や多くのアーティスト・インタビューや、メディア出演の活動で知られる音楽ジャーナリストです。

2014年に発刊された『初音ミクはなぜ世界を変えたのか』は、ボーカロイド・カルチャーを、作品だけでなく、ボーカロイド・ソフト・テクノロジーニコニコ動画というプラットフォームの成り立ちや歴史を取材し、今、日本の音楽のメインストリームにある”ボカロ系”の価値と意味を明らかにした名著です。YOASOBIやAdo、米津玄師などはもちろん、VaundyやMrs.GREEN APPLEなどを語る上でも、重要な本です。

 

amzn.to

また、日本の音楽シーンだけでなく、世界のオンライン文化でのn次創作、クリエイターエコノミーがこの先向かう未来を予言していたかのような、「主」「本家」といったクレジットとリスペクト表示や、弾幕機能でのユーザー参加など、今後の雛形となるようなルールが自然に形成されていた事は、私たちの知る過去の中に次の未来が存在することを気づかせてくれます。

マネジメントやプロデュースなど長年音楽ビジネスサイドで仕事をし、テクノロジー領域の推進に取り組んできた山口さんと私にとっては、柴さんがビジネス、テクノロジー領域とヒット事象を結び付けて語られる事には常に刺激と発見をもらっています。

2023年は、会社を設立、いろんなアーティストやレーベル、事務所さんのサポートを行いましたし、第4期音楽マーケティングブートキャンプも無事終えることが出来、新しいマーケターも輩出出来ました。今後も多くの人材が大好きな音楽に携わっていけるよう取り組んでいきたいと考えています。

https://musicmarketing-bootcamp5.peatix.com/

 

■書籍出版
2024年、また同じ形でイベントするだけでなく、何かおもしろい事新しい事をと考え、本を作る企画へと発展しました。山口哲一さんとは、『ミュージシャンが知っておくべきマネジメントの実務』『音楽デジタルマーケティングの教科書』2冊の共著があり、この企画が3冊目となります。

音楽ビジネスの知識を広め、人材が育つことで音楽シーンが発展することを願っております。柴さんも参加して頂き、次の時代を切り拓く上で貢献できれば嬉しい限りです。

今回は、制作過程も、音楽ビジネスで言うところの、ライブのインスピレーションを作品に込めるようで、音楽文化を書籍制作に活かした形も気に入ってます。

 

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TikTok以降のフラットなソーシャル参加の時代に合った、すべての人が未来を創る参加型イベント
音楽の未来を語るイベントとして、お客さんにも参加してほしいという想いがあります。ソーシャルで繋がった今の時代、アーティストやメディアのみならず。ユーザー誰もが影響力を持っていると思います。TikTok以後の音楽シーンの大きな変化と進化として、感覚的な縦スワイプによる他動作による大量データ、それを処理するAIアルゴリズムのよって、アーティスト、企業とリスナーはフラットな関係に近づいています。その瞬間の興味関心や空気により、表示、視聴が変動し、人気や知名度と関係ない予測不可能なバズが生まれます。そんな時代の音楽の感じ方、捉え方を、私たち自身がより明確に意識する機会になると嬉しいです。

今の時代、私たちはオンラインとリアルの2つの世界に生きており、時に重なり、時に別に存在し、生き物のように流動的に変化し進化している。本として形に残すことの意味というのは、そこに目印を残すことだと考えました。

過去10年の音楽シーンに起こったことを記録すると共に、今回のイベントで私たち登壇者と参加者が出会い、考え、語ったというイベントも歴史なんじゃないかと思います。

このプロセスによって、私たちの大小のアクションが音楽の未来に結び付いていくと思うのです。
特に、2023年、日本の音楽、エンタメ業界は大きな問題に直面しました。多くの人が自分自身とも向き合うことを求められたのではないでしょうか?これは今後も続くでしょう。皆さんは、リスナー、ファンといった受け手にも責任が求められる時代を強く感じているのです。

 

■音楽の未来は誰が連れてくるのか?

「音楽が未来を連れてくる」
デジタル・テクノロジーが社会を大きく変えてきたこの20年。その影響を真っ先に受けるのは音楽であり、音楽デバイスや配信プラットフォームでの音楽コンテンツの流通が、時代を切り開いた事例は多くあります。

音楽が最先端であると言われると嬉しい気分になる自分もいますが、ふと思うのは、その未来を連れてくる「音楽」の未来は誰が連れてくるんだろう?という疑問です。

インターネットやスマホSNSなどが今に至る音楽に大きな影響を与えたのは間違いないでしょう。だとしたら、次の未来を創るのはAiやブロックチェーン等次の新しい技術でしょうか?いや、もはや私たちはどんなテクノロジーが出てきても驚かないし、むしろ、それを使って何を創るかに驚きを見つける社会に到達していると思います。

主役は、テクノロジーから、それを使う人間に移行しているのです。

AI音楽生成ツールを使って、誰がどんな新しい音楽を創り出すのか?
メタバース空間で沢山の人が時を忘れて、盛り上がる瞬間に流れている曲はどんな曲なのか?

過去を振り返る事は大事ですが、そこに未来を考え行動し、創る事が伴っての振り返りにこそ意味があると思います。2024年、私のやりたいことはこれです。
是非、ご一緒しましょう!

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

脇田敬

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デジタル音楽ビジネスNOW!「ショート動画とインスタについて」

TikTok革命以後の音楽デジマ(音楽デジタルマーケティング)について思う事。
今回は、ショート動画とInstagramについて書いてみます。

 

ショート動画への注力
ヒットを狙うためには、ショート動画、特にTikTok
ところが、今までのSNSのようにオフィシャルアカウント頑張ればいいというわけではなく、流行はユーザーが作っている。なので、UGC(User Generated Contents)促進の開発施策に力を入れている。それについてはまた別の機会に。

UGC施策に取り組んでいるのですがで、これだけやればいいとはいかず。いわゆるSNSもしっかりやらなければいけない。

ポピュラーなSNSと言うと、X(Twitter)、InstagramFacebookです。

Instagramの攻略
X(Twitter)はもともと音楽との相性が悪い。言葉で伝えられない感情を伝えるという、音楽の本質と違う。なので、そもそもアプリを開いた時点で音声がオフ。これはInstagramも同じ。TikTok以降のショート動画革命は、SNSに音楽を復権させたと思っています。

『デジマの教科書』では、TikTokYouTubeSpotifyにページを割いてInstagramは、詳しく書けなかったのですが、ここでちょっと多めに書いておこうと思います。

今、SNSというとInstagramが一番人気だと思います。
X(Twitter)はディスやヘイトを撥ね返す文章力、反射神経を持つ人じゃないと得しないし、不特定に晒されるものとして、ユーザー離れが加速している。しかし、音楽プロモーションでは、ライブ告知など連絡には向いている。

しかし、意見や想いを伝えるという点では、言葉や文章より、音源、動画、写真とかの方が音楽系には合っているのではないか。なので、多くのミュージシャンや関係者はXの利用は告知に留め、ポッドキャストや動画で行う方がいいのではと思う。炎上芸は音楽とは相容れないと思うのですが、どうでしょう?

さて、Instagramについて。

X(Twitter)のように、とにかく皆に広めたい!というよりは、「自分を守りながら繋がりたい」「見られたいけど見られたくない」といったような「粋」なツール?
そんなInstagramは、成り立ちが違う3つの機能が合体している。
「普通の投稿」「ストーリー(Stories)」「リール(Reels)」

写真をシェアするSNSだった本来のInstagram「普通の投稿」。普及して、みんなが使うようになり、この投稿でおススメに掲載はされるのは流行りもの中心。インフルエンサーとミュージシャンは違うので音楽系にとってはそもそも不利です。そこで、「SNSやデジタルに注力する=インフルエンサーになる」という方向の発想での頑張りは危険。あくまでもミュージシャンという軸はブレさせない事が大事です。

「ストーリー(Stories)」はSnapchatを真似た機能としてスタートしたように、SNSで繋がりすぎないよう程よい制限があることが肝なので、基本フォロワーへの連絡。近しい関係の中での連絡のようなニュアンスで個→多数へ作品を広めたい音楽宣伝には向かない。しかし、今の主流であるInstagramで、ここだけがリンクをつけられる(宣伝していい)場所なので、こまめに投稿しないといけない。

「リール(Reels)」は、TikTokの真似た機能なので拡散性がある。Instagramでフォロワー以外の新規さんに見てもらうには、Reelsを投稿しないといけない。ということで、このReelsのおかげでなんとかInstagramにプロモーション・ツールの要素が保たれている。リール動画は、フィード表示の有無を選択できる。このあたりは「見られたいけど見られたくない」という気持ちに応えた細やかな機能と言えます。

なので、音楽デジマとしてのインスタ3機能の使い方としては、「通常投稿」「ストーリー(Stories)」はファンや関係者向け、宣伝、拡散はリール(Reels)。あと、ホーム画面を見てくれた人に、何者か知ってもらい最新情報を伝え、リンク誘導するための「ハイライトを使う」という考え方になります。

インフルエンサー」ではない、と書きましたが、ミュージシャンはやっぱり音楽にモノ言わせないとと思うのです。音楽には完成というものが無く、生き物のように作り手と聴き手の間で動き続けるものです。日々、感じ、考えることが多く、曲作りやレコーディング、ライブなどクリエイトに忙しい。これほどネットツールが増えると皆さんパンクしますね。そこをサポートしたいといつも思っています。その点、ショート動画には公式音源を動画に使えますので、「音」でコミュニケーションできるという点がいいですね。

20世紀の音楽関係メディア(テレビ、ラジオ、紙)に当てはめて考えると、ショート動画(TikTok、Reels、YouTube shorts)が、誰もが使えるテレビCMのようなものだとすると、Instagramの通常投稿やStoriesは、紙媒体、雑誌やチラシのような存在?インタラクティブなコミュニケーションツールでしょうか。ライブハウスで1枚1枚チラシを配ったり、ホールのロビーで1時間2時間フライヤーを折り込んだように、繋がった人たちに情報を届けるところが似ているのかもしれないと思います。

ここから先は、アーティスト性、作品性などによって運用法が変わってきそうです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

脇田敬
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TikTok革命以後の音楽デジマ(音楽デジタルマーケティング)について思う事。
今回は、ショート動画とInstagramについて書いてみます。

 

ショート動画への注力
ヒットを狙うためには、ショート動画、特にTikTok
ところが、今までのSNSのようにオフィシャルアカウント頑張ればいいというわけではなく、流行はユーザーが作っている。なので、UGC(User Generated Contents)促進の開発施策に力を入れている。それについてはまた別の機会に。

UGC施策に取り組んでいるのですがで、これだけやればいいとはいかず。いわゆるSNSもしっかりやらなければいけない。

ポピュラーなSNSと言うと、X(Twitter)、InstagramFacebookです。

Instagramの攻略
X(Twitter)はもともと音楽との相性が悪い。言葉で伝えられない感情を伝えるという、音楽の本質と違う。なので、そもそもアプリを開いた時点で音声がオフ。これはInstagramも同じ。TikTok以降のショート動画革命は、SNSに音楽を復権させたと思っています。

『デジマの教科書』では、TikTokYouTubeSpotifyにページを割いてInstagramは、詳しく書けなかったのですが、ここでちょっと多めに書いておこうと思います。

今、SNSというとInstagramが一番人気だと思います。
X(Twitter)はディスやヘイトを撥ね返す文章力、反射神経を持つ人じゃないと得しないし、不特定に晒されるものとして、ユーザー離れが加速している。しかし、音楽プロモーションでは、ライブ告知など連絡には向いている。

しかし、意見や想いを伝えるという点では、言葉や文章より、音源、動画、写真とかの方が音楽系には合っているのではないか。なので、多くのミュージシャンや関係者はXの利用は告知に留め、ポッドキャストや動画で行う方がいいのではと思う。炎上芸は音楽とは相容れないと思うのですが、どうでしょう?

さて、Instagramについて。

X(Twitter)のように、とにかく皆に広めたい!というよりは、「自分を守りながら繋がりたい」「見られたいけど見られたくない」といったような「粋」なツール?
そんなInstagramは、成り立ちが違う3つの機能が合体している。
「普通の投稿」「ストーリー(Stories)」「リール(Reels)」

写真をシェアするSNSだった本来のInstagram「普通の投稿」。普及して、みんなが使うようになり、この投稿でおススメに掲載はされるのは流行りもの中心。インフルエンサーとミュージシャンは違うので音楽系にとってはそもそも不利です。そこで、「SNSやデジタルに注力する=インフルエンサーになる」という方向の発想での頑張りは危険。あくまでもミュージシャンという軸はブレさせない事が大事です。

「ストーリー(Stories)」はSnapchatを真似た機能としてスタートしたように、SNSで繋がりすぎないよう程よい制限があることが肝なので、基本フォロワーへの連絡。近しい関係の中での連絡のようなニュアンスで個→多数へ作品を広めたい音楽宣伝には向かない。しかし、今の主流であるInstagramで、ここだけがリンクをつけられる(宣伝していい)場所なので、こまめに投稿しないといけない。

「リール(Reels)」は、TikTokの真似た機能なので拡散性がある。Instagramでフォロワー以外の新規さんに見てもらうには、Reelsを投稿しないといけない。ということで、このReelsのおかげでなんとかInstagramにプロモーション・ツールの要素が保たれている。リール動画は、フィード表示の有無を選択できる。このあたりは「見られたいけど見られたくない」という気持ちに応えた細やかな機能と言えます。

なので、音楽デジマとしてのインスタ3機能の使い方としては、「通常投稿」「ストーリー(Stories)」はファンや関係者向け、宣伝、拡散はリール(Reels)。あと、ホーム画面を見てくれた人に、何者か知ってもらい最新情報を伝え、リンク誘導するための「ハイライトを使う」という考え方になります。

インフルエンサー」ではない、と書きましたが、ミュージシャンはやっぱり音楽にモノ言わせないとと思うのです。音楽には完成というものが無く、生き物のように作り手と聴き手の間で動き続けるものです。日々、感じ、考えることが多く、曲作りやレコーディング、ライブなどクリエイトに忙しい。これほどネットツールが増えると皆さんパンクしますね。そこをサポートしたいといつも思っています。その点、ショート動画には公式音源を動画に使えますので、「音」でコミュニケーションできるという点がいいですね。

20世紀の音楽関係メディア(テレビ、ラジオ、紙)に当てはめて考えると、ショート動画(TikTok、Reels、YouTube shorts)が、誰もが使えるテレビCMのようなものだとすると、Instagramの通常投稿やStoriesは、紙媒体、雑誌やチラシのような存在?インタラクティブなコミュニケーションツールでしょうか。ライブハウスで1枚1枚チラシを配ったり、ホールのロビーで1時間2時間フライヤーを折り込んだように、繋がった人たちに情報を届けるところが似ているのかもしれないと思います。

ここから先は、アーティスト性、作品性などによって運用法が変わってきそうです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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2023年を振り返る

2023年は”音楽デジタルマーケティングの年”でした。

 

・2冊目の著書『音楽デジタルマーケティングの教科書』(山口哲一さんと共著)の出版

・新会社、株式会社LAB(ラボ)の設立

・「第4期音楽マーケティング・ブートキャンプ」

の3つの目標を達成できたことです。


私が自分の役割と考えている、3つ

 

・音楽ビジネスの知識を広める

・音楽ビジネス、音楽シーンに直接貢献する

・人材を育成する

 

を務めることが出来た大変幸せな1年だったと思っています。

 

ご支援、ご協力頂きました全ての皆さんには大きな感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございました!

 



 

特に、様々なレコード会社、事務所様のサポートを行なえたこと、多数の受講者に講座を受けて頂けたこと、特に音楽ビジネスを志す多くの学生と出会えたこと、書籍やネット発信を通じて、沢山の人から連絡をもらったことなど、とても嬉しかったです。

特にLAB、STUDIO ENTRE、ニューミドルマンコミュニティの皆さんに多く支えられました!ありがとうございます♪

 

また、2020年より務めさせて頂いている、経産省監修『デジタルコンテンツ白書』の編集委員および音楽パートの執筆についても、充実した成果を感じることが出来ました。

 

ニューミドルマンコミュニティ会員有志による調査や共同執筆も大きな助けとなり、現在の音楽コンテンツビジネスをデータと感性の両面で捉えたレポートが書けたと思います。特集テーマである「AI生成ツール」においては、執筆とセミナー登壇もさせて頂きました。経産省日中韓コンテンツフォーラムにも少しながら協力させて頂き、参加させて頂いた事も貴重な体験でした。
音楽と音楽ビジネスを通して社会の未来に役立てる。ウイルスや戦争、テクノロジーによる社会の急激な変化などにより私たちは予測不可能な時代に生きていますが、そんな時代にこそ音楽の力を信じて仕事に励んでいきたいと強く感じる事が出来ました。

 

2024年も、

 

・執筆、セミナー、講義等での情報発信

・事業拡大(海外、地方、異業種へ)

・社会の未来創造

 

に励みたいと思います。

1月19日には早速、AI音楽生成ツールへの取り組みとして、イベントを行います。

https://musictechradar41.peatix.com/

2月11日に、音楽ジャーナリストの柴那典さん、山口哲一さんと、年4回のトークイベントを基に書籍を出版するプロジェクト『音楽未来会議~”これまで”と”これから”の10年』をスタートいたします。楽しみです。

 

株式会社LABに集まった、大学生たちや多様なメンバーたちと一緒に素敵な一年となると思います。皆さんも是非参加ください!







さて、、、、

「振り返り」と言うからには、この問題にも触れておかないといけないでしょう。

あまり楽しい気分にならない方もいらっしゃると思いますので、読み進めるかどうかについてはご注意ください。



2022年12月に突然契約終了通知を送りつけられた大阪音楽大学ミュージックビジネスの件。

 

2023年は、この事件から始まりました。専任、客員教員が大量に辞職し、朝日、読売、ヤフートップに掲載、MBSでの地上波テレビ報道、国会での文科省大臣質問で取り上げられるなど、大きな問題へと発展しました。


その後、穏便な解決を探り、私の代理弁護士と大学の弁護士同士でのやり取りを行ってきました。発信を控え、ご報告が出来ていなかったことをお詫びします。

再発防止へ向けての調査、公式に説明、損害賠償など要求しましたが、まとまることは無い状況でした(金銭解決に関しては大学は検討できると回答)。納得のできる解決は難しいと判断し、現在は訴訟の準備を進めております。100年の歴史を持つ音楽大学が理不尽な行動を行なっている事への疑問、違法性の疑いを有耶無耶に放置することは出来ないと考えております。

テレビ報道により批判が寄せられたO主任だけの問題ではありません。教学の長であるM学長は、この問題の責任を理由に次期学長選挙を辞退、学内では謝罪し、その非を認めているようですが、対社会への説明は行っておりません。ミュージックビジネス専攻を管轄したS理事。全ての責任者であり、人事や決済、情報などの権限を持つ理事会の長であるN理事長。これらの大学経営陣や当事者の行いの問題性、大学ガバナンスの不良にスポットが当たるべきだと思っています。

また大きな騒ぎになり、多くの人が心を痛めることは本意ではありません。自分自身においての精神的な負担も甚大です。この件で個人が組織と戦う事が本当に大変な事だと身に染みて感じました。しかし、2023年多くの個人が組織の不正に対して声を上げたことを見て、自分自身のために戦うことが社会の一員としての責任でもあることも学びました。自分なんかでも、世のため、人のために出来ることはある。勇気を出して、新しい一年を全うしたいと思います。

2024年もどうぞよろしくお願い致します!!


最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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『君たちはどう生きるか』感想(少しネタバレ?)



気合入れて初日から観てきました!

感想としては、「ソーシャル時代に、私的にアップデートした実験作」といった作品だと思いました。

 

ちょっと違うかもですが、音楽で言うと、過去の代表作を録音し直してリリースするテイラー・スウィフトにも通じます。曲は同じで、完コピなんだけど、テイラー自身が絶対的な主役の立場で録り直しているエネルギー。忙しいのに、何故そんなことをするんだろう?と思いましたが、100%自分自身であり続けることが今の時代に必要なんだというメッセージを伝えるには、こういった一見奇策みたいなことに行きつくと思いました。

岡本太郎で言うところの『座ることを拒否する椅子』みたいな。アニメのような大人数で作り上げるジャンルでありながら、美術作家や音楽アーティストに近い個人表現を行なっていると思います。その点、黒澤やコッポラのような巨匠の作品らしいとも思いました。

 

宮崎監督の作品で伝えられてきた「戦争の愚かさ」「自然の大切さ」などは、人類の普遍的な智慧の連なりの中で明白な「真実」「正義」かと思っていましたが、「フェイク」と「ヘイト」が横行する現代の世界には「正義」も「真実」も説得力が無くなり、簡単に論破される社会になってしまいました。

 

風立ちぬ』では、軍国時代を扱ったが、世の中の反応が思ったものと違い納得できなかったのではないでしょうか。そんな社会において、宮崎監督が自分の伝えたい事を届けるためにじゃあ、どうするのか?と考えた末に、自分自身の体験や感性により深く潜り、主観で伝えることに絞ったアプローチに至ったのではないかと思いました。

 

社会への影響、大衆に伝えるための感動演出を取り払って、観客に結論やカタルシスを与えるのではなく、自分自身で感じ、好きに楽しむことを求めるスタイル。21世紀的、SNS的に感じます。

 

理解しがたい抽象的な表現が、いくつも出てきます。これは私的な表現なので、感覚的に楽しめばいいのかなと思いながら観ていました。しかし、そんな中でも、主人公の眞人は真っすぐに正しいことは何かを追求し続けます。『もののけ姫』のアシタカに近いものを感じました。アシタカは絶望的な状況に振り回され続けた印象がありましたが、眞人は内面的な自分自身と向き合い、戦い続ける強さを感じました。不確定で不可解な状況の中で自分を見続けることこそが、この作品で伝えたかったことではないかと思いました。

 

そういったこの作品の本質を伝えるために、鈴木敏夫プロデューサーが宣伝しない、作品そのもの以外の要素で理解することを防ぐ「宣伝しない宣伝」という手段をとったのだと思います。鈴木氏は、宮崎監督のパートナーであり、監督の才能や思想、感性を伝えることの天才、エキスパートであり、今回、その点においても、「何もしない」という極め付きの奥義を思いついたのではないでしょうか。鈴木氏はプロモーターであり、マーケターであり、プロデューサーであるので、この奥義に至った思考の経路はいろんな道があったのだと思います。

例えば、作品がなかなか出来なかったとか。メディア企業やスポンサー企業との関係を気にしない作品作りが成立する状況になった中で製作された作品であり、それこそがこの作品の本質だったのかなと感じました。日本テレビの氏家氏や高畑勲監督が亡くなられたことも影響しているのかなとも思いました。

 

観た後、個人個人がそれぞれ解釈すればいいので作品考察や解釈は必要ないかと思いました。しかし、逆にこの映画は皆で、ああでもないこうでもないと議論する作品であり、百人いれば百通りの解釈があって良し、答えはそれぞれの中にある、そのように楽しむ事が正しいのではないかと思うようになりました。

なので、他の人の感想を見る前に、忘れないうちに初見の感想を記録しておくことにしました。色んな人の見方を知った上で、自分自身の感じ方が変わっていく事も楽しんみたいです。

そのように、この先何年も、ずっしりと心にあり続け、観る度に発見があり、自分と向き合うことを後押ししてくれる映画だと思います。観た方、是非語り合いましょう!

 

さて、余談ですが、かつて、私は「『もののけ姫』を語る会」というイベントを行なった事があります。『もののけ姫』を観て大きな衝撃を受けて突き動かされ、自分と同じように思った人が集まり語るイベントを行ないたいと思いました。会う人会う人、そんなことを吹きまくってるうちに、その時お世話になっていた方がジブリの方を紹介して下さいました。今回の『君たちはどう生きるか』でも美術監督を務められている武重洋二さんがゲストに来て下さいました。こういうイベントは前例がないとのことで、武蔵小金井ジブリに呼んで頂き、鈴木敏夫さんにご挨拶しました。また、武重さんにはジブリ内をご案内頂きました。(ちなみに、その時ジブリで作られていたのは『ホーホケキョ、となりの山田くん』)その日は宮崎監督はいらっしゃらなかったのですが、机は見れました(笑)
語る会イベントは主催の私の至らなさからちょっと苦い思い出となってしまったのですが、ジブリの方々の温かさ、大らかさに触れられたこと、そして、感じたことを表していく事の大切さを学ばせて頂きました。人生の宝だと思っています。

どんなちっぽけなことであっても、エンタテインメントの仕事を続ける上で、しっかり次の世代の方々に返していきたいと思います。

 

 

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好きなこと(音楽)を仕事にする


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好きな事(音楽)を仕事にし、音楽シーンに貢献する。
でも、どうやってその道に入っていくかわからない。
私が学生時代に思っていたことですし、その後も同じ考えの沢山の若者に会ってきました。また、業界に入ったが、思っていた仕事とは違ったというケースもあります。
小さな業界ゆえに狭き門であり、ファンやリスナーであることと仕事にすることには立場の違いもある。プロとして、アーティストや関係者、オーディエンスやリスナーと向き合って感動を生み出す、そんな現場になかなか辿り着けない。そんな人も多く見ます。

こういった人をサポートし、音楽シーンを豊かにする人材を育成する仕組みを作れないか。そんな中から、講座や授業、本の執筆、ネット発信などの活動を続けてまいりました。

音楽マーケティングブートキャンプ
今まさに業界的に求められる人材である「デジタルに強い」人材を育成する音楽マーケティングブートキャンプが第4期を迎えます。

https://musicmarketing-bootcamp4.peatix.com/

 

6/22オンライン無料説明会あります!


5月22日に、書籍『音楽デジタルマーケティングの教科書』、そして株式会社LABの設立も合わせて、「知識、スキル、経験」を継続して学び、プロフェッショナルな業界人を輩出する仕組みが出来たと感じています。

第1期~3期を終えた多くの受講生が、現在、レーベルや事務所、アーティストのSNSやサブスク、動画サイトの運用サポートやコンサルティングで、デジタルという新しい現場でヒット、ブレイクを生み出すための仕事に就いています。

music-marketing-lab.com

  

 

株式会社LABやニューミドルマンコミュニティでは様々なイベントを行っております。

6/25 音楽ジャーナリストの柴さんをゲストに!
株式会社LAB設立記念イベント【デジタル音楽ビジネス人材の育成と、新たなヒットの形~音楽業界のイノベーションと未来を語ろう!】ゲスト:柴 那典

https://musicmarketing-bootcamp4-ev2.peatix.com/

リアル/オンラインのハイブリッドですので、是非会場に来れる方はお声かけ下さい!

 

6/27大阪でイベントです!

『音楽デジタルマーケティングの教科書 ポストSNS時代のヒットの作り方』著者と考える「サブスク、ショート動画、SNSからWEB3へ、アップデートする音楽ビジネスの未来」

http://ptix.at/bXCgn6

NTT西日本のイノヴェーションの場でイベントやらせて頂きます。
異業種の方、学生の方と「音楽×○○」を語りたい!

 

 

 

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音楽マーケティングブートキャンプ第4期!

デジマ講座も第4期。7月の開講に向けて受講者募集中!説明会も実施しております。

この講座に繋がっていく、ニューミドルマン養成講座から約10年。デジマ講座も、この先10年もやり続けたいと思います!

https://musicmarketing-bootcamp4-ev1.peatix.com/

 

この業界には新しい人材が必要。
異業種も未経験も受け入れて育成してこそ、既存業界の伝統やノウハウも生かされると思います。デジタル化で、アーティストの個性も数も増えました。リスナーも多様化、国際化。それに合わせて、ビジネス側も対応しないといけない。

若い人材、他業種での経験を音楽に活かしたいという人材に、スキル、経験、情報を共有する。さらに重要なのが、実戦機会の提供です。

音楽ビジネスの現場で仕事するには、どれだけ責任を負った現場の機会を経験するかが重要です。

アーティスト、マネジメント、レーベル、イベンターなどリスクを負ってでも音楽を届けたい本気の作り手、送り手、そして本気を受け取りたいリスナーの間に立って感動を届ける仕事のマナーを理解する。多種多様な作品、アーティスト性、ジャンル文化に対応できる感性とスキルを育てるには知識だけでなく経験が必要。しかし、既存業界の仕組みでは、デジタル時代の多様性とスピードに対応した人材育成を行うことが難しい。なので、こういった講座を実施し、戦力を増やしてぶ厚い音楽ビジネス作りに貢献したいと考えています。
受講を検討されている方はもちろん、軽く興味ある方も、ぜひ説明会にご参加ください。

 

講座詳細ページはこちら

https://musicmarketing-bootcamp4.peatix.com/

 

また、講座は大変な労力がかかりますが、決して儲かる事業ではありません。音楽関係各社様は是非、株式会社LABのデジタルマーケティング・サポートの仕事もご一緒させて頂きましたら嬉しく思います。興味を持って頂ける音楽業界以外の事業者様ともお話ししたいと思っております。どうぞよろしくお願い致します。

 

5月22日に発売されました書籍『音楽デジタルマーケティングの教科書』もそのような考えで書かれております。
こちらもどうぞよろしくお願い致します。

https://amzn.to/45BpuK0



 

 

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以下告知です!

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般若心経ビートボックス僧侶、赤坂陽月さんのSXSWでの活躍から世界ツアーの報告イベントです。日本から世界へ!アイデンティティと表現、伝統とテクノロジー、多様性と共生、様々なテーマにインスパイアされること間違いなし、未来を考えるヒントが溢れたイベントになるでしょう。

 

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著書『音楽デジタルマーケティングの教科書』

 

著書『ミュージシャンが知っておくべきマネジメントの実務』

 

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