Music Lane Festival Okinawa 2026レポート「音楽の夢の国」


未来を創るインディペンデント・アーティストと音楽人の夢の楽園、

2025同様、参加した人皆が最高に楽しかったと語るこのショーケース&カンファレンス・フェスティバル。

東京に戻り一週間。何が素晴らしかったのか、運営にも参加させて頂き、数々のライブとカンファレンスへ参加、沢山の人と出会った自分なりに書いてみます。

 

ショーケース・ライブ:数字を越えた音楽の力

約70組のアーティストが出演。海外、沖縄、国内が1/3ずつぐらいの割合。
5会場で2日間のライブ・ショーケース。可能な限り多くのアーティストを観ようと歩き回りましたが、すべてが高いクオリティとオリジナリティを持っている。こんな事が可能なのかと驚きます。

好き嫌い、趣味趣向あると思いますが、一定以上のクオリティに加えて熱量の高さ、まず聴いてもらい知ってもらおうという目的の明確さがある故でしょう。

選考は、基本的に公募制。主催者の野田隆司さんの音楽観が貫かれ、多様性、意外性、普遍性がある。複数人の審査をもとに選考されている。

まず音楽の良さありき。
当たり前のように書いてしまうが、この事は、集客や収益を考えると簡単ではない。私もプロフェッショナルとして、売り上げ数字が伴ってこそ音楽の成功は証明されると考える。しかし、それを越えた先に未来があるとも、このフェスは思い起こさせてくれる。その理由は、集まったアーティストの素晴らしさによるところが大きい。さらに下に述べていく、その他の要因も絡み合い、このフェスならでは魅力は生まれている。

カンファレンス、セミナー:未来を創る出会いの場

期間中、午前中から早い午後のライブが始まる前の時間は、様々なテーマのカンファレンスが行われる。時代の変化、環境の変化とどう向き合うか、ミュージック・ピープルにも求められています。

音楽ビジネスにおける女性、デジタルプラットフォーム、ライブシーン、行政や業界団体、マーケティング、起業×音楽など、重要テーマが網羅されていたと思います。

私は、Biz for Artistsの枠で、TuneCore Japan、Spotify Japanと共同でLABのセッション、モデレーターとして、デリゲーツのZachとChrisとブッキングエージェントをテーマとしたセッションを行いました。参加者、特にアーティストからの熱い反応がもらえて震えるほど嬉しかったです。

年間を通して実施された、「ブッキングエージェント講座」「Music Lane Open Lecture」でも、講義させて頂きました。

こういった時間の積み重ねは、きっと音楽の未来を創っていくと思う。

ネットワーク、音楽で人が繋がる

ジャンルやローカルな慣習、文化に偏らないアーティストたち、関係者、お客さんが集まり、お互いを隔てる壁が一気に下がり、フレンドリーになれる。オープニング・パーティーから、「Hi!」と気軽に言い合える空気は特別です。

カンファレンスやパーティー、スピードミーティング、セミナー、ライティング・セッション、サイドイベント、と様々なネットワーキング等のメニューがライブとしっかり繋がっている。

音楽が良い事は大前提だけど、ビジネス面での変化の速さが顕著な今の時代、一緒に考える時間と関係作りが必要で、それを実現する前提となる、「Say Hi!」的な信頼関係は、音楽という共通の思想がベースになっている。

 

沖縄、コザ:土地に染みこんだ音楽の歴史

街自体に、音楽が宿っている。歌い継がれてきた民謡、米軍基地の街として、アメリカ文化と接し生まれたフォーク~ロック~ダンスミュージック、ヒップホップの歴史。

その地で行われるフェスの意味と恩恵をいろんな場面で感じることができた。それは、人であり、音であり、味であったり様々だ。過ごす時間の流れと共に、外から来た私たちの熱と合わさり、体験が深まっていくことを感じた。

 

思い出しても胸が熱くなる最高の時間でした。心の底から信じられる、音楽で繋がった仲間の絆、今年もたしかにそれはありました。

 

最後に:音楽の未来を創るために必要なもの

AIが社会全体を急速に変えていく時代、私たちはどんな未来を思い浮かべますか?昨年、この沖縄で『音楽未来会議』という書籍を発刊しました。

未来は、メガIT企業や政府のようなビッグパワーにしか創れないのでしょうか?

「デジタル」と「グローバル」長く、現代音楽ビジネスの2つのキーワードとして発信してきました。この2つは、現在の数字だけを見ていては切り拓けないジャンルです。

「数字」とは、動員や再生数、フォロワー数、売上、ランキングなど、過去と現在を表すものだと思います。このような客観的なものさしは大変重要ですが、今、音楽ビジネスが「デジタル」「グローバル」という未来を切り拓いていくためには、数字だけではない何かが必要です。ここに書いたMusic Lane Festival Okinawaの現場で起こったことに、その何かがあると思います。アーティストの選出やカンファレンスのテーマ、ネットワークの機会やセミナーでの人材育成、フェスの運営など。核となる思想がブレることなく、沢山の方の参加で、進化していければと思います。

来年、足を運んでもらう人が増えれば、能動的に参加してくれる人が増えればと願います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

脇田敬

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