アドテック問題。プライバシー、そしてフェイク、ヘイトで稼げる状況っていいんでしょうか?

jp.techcrunch.com

 朝から、Clubhouseでこのトピック話されてました。

最近、iPhoneを触っていると、個人情報の扱いやスマホを見ている時間に関する通知などテックが生活に及ぼす影響についての機能が増えているのに気付きます。

昨年あたりから、CMでも「プライバシー。これが、iPhone。」というキャッチに「?」となった人が多いと思います。

前回までの3回のブログで書きましたが、GoogleYouTube)やFacebookの広告ベースのビジネス「アドテック」の行き過ぎは、1月6日のアメリカ議会侵入事件を機に、対策が進んでいくのでしょう。

それ以前からGAFAなど、ビッグテックを制限する動きが強まっていました。意地悪な見方をすればビッグテックの仲間割れ、責任のなすりつけ合いみたいな風に見えなくもないですね。

こういったプライバシー保護や「ヘイト」「フェイク」の防止などの仕組みを作ることにどれほどの開発コストがかかるのか。ビッグテックは責任を持つべきだ!と叫ぶのは簡単ですが、営利企業なので、それをしないと損するという圧がないと動けないかと思います。

 

プライバシー問題は重要ですが、最近、私の頭を悩ませている問題は、「フェイク」「ヘイト」問題です。表現の自由は大切、そこに制限がかかるべきではないですよね。

でも、事実と異なる嘘の情報、さらにそれを元にした他社への攻撃、差別や誹謗中傷など。これを監視し、抑えつけるより、発信され世にさらされて、ガス抜きされたり、そういう考えがあるのだなという現実として認識されたり、議論が起ったりすることで、結果的に社会が良くなる。それが理想です。

でも、今の状況は、この理想と離れています。
表現というよりビジネスでやってる人多く見かけます。
過激な意見はバスりやすいし、フォロワーも増える。
敵を作った方が儲かると考えて、金儲けや個人的なメリットを求めて、「フェイク」「ヘイト」を発信している人たちがいる。

この人たち、もっと制限されていいのでは?

「発言の自由は保障されていたとしても、広告はつけられない」といった案などいかがでしょう?
アドテック」業界の方々も危機感感じられてるでしょう。

人間心理のバイアスを狙った、軽い「釣り」レベルのものから、「ヘイト」「フェイク」、詐欺まで、ここまで影響力が強くなった以上、対策が必要なのは、私が言うまでもない事だと思います。今後の動向に注目したいです。

 

あと、音楽関係者、エンタメ人として言いたいのは、そこに「愛」や「美意識」「生き様」はあるのか?人をだましたり、傷つけたりする表現、発信する者がフォロワーを増やし、稼げるSNSやUGMであってはいけないと思います。

 

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脇田敬

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