大阪音楽大学から突然の契約終了通知【から3か月】

大阪音楽大学から契約終了通知が届いてから3か月が過ぎました。

私の意見は最初のブログに書いたことと何も変わっておりません。

事実が明らかになり、契約終了が撤回されることを求め訴え続けます。

過去のブログ

大阪音楽大学から突然の契約終了通知。 - 音楽ビジネスBlog

理由と背景 - 音楽ビジネスBlog

大阪音楽大学から突然の契約終了通知【その後】0219 - 音楽ビジネスBlog

 

さて、3か月を振り返って。当時はとにかく大きなショックを受けました。直前まで来年も仕事をする前提で、和やかに話していた相手から急に契約終了を叩きつけられたわけですから。その後、この間、なぜこんなことになったのか理由と事実を求めてきました。

 

そんな中、3月12日にアップされた山口哲一さんのブログ記事

大阪音大ミュージックビジネス専攻と岡本忠好教育主任について|山口哲一:エンターテック✕起業|note

は、今回何が起こっていたかの当事者にしかできない誠実な証言です。私同様、大学から多大なダメージを受けた者が、その事実と向き合い発信する事がどれほどの負荷なのか。多くの人に理解して頂きたいです。

 

ブログ内で取り上げられている岡本主任について

山口氏の記事の中で今回大きく取り上げられた岡本主任。
私の契約終了は「俺が希望して、理事会で承認された」と語りました。彼は、その直前まで、にこやかに、「東京との往復大変でしょ」「無理しないでね」「来年は○○だね」など、優しい気遣いの言葉やポジティブな会話がありました。その笑顔の裏で、このような事が進められていた事実は到底理解できなかったです。

レコード会社を辞められてから、再就職、独立が上手くいかず、専門学校の仕事を始めた頃、山口氏から助けられ、恩を受けてきた話を岡本氏の口からも聞いたことがあります。

私も彼のいた専門学校で授業を8年間持っていたので、出世競争に負けて落ち込む姿を見ていました。山口氏が新専攻に彼の名を挙げた時には賛成しました。今回の山口氏のブログを受けて、彼からの説明を聞きたいです。

 

レコ大作曲家Kaz Kuwamuraさん

同僚である、Kaz Kuwamura先生が退職されたことも大きなショックでした。

理不尽なことに異を唱え、学生に寄り添い、故に失望されたこと、その心痛の大きさを思うと、心から怒りを感じます。2021年末にレコード大賞を受賞し、奥様と生まれたばかりの娘さんと一緒に大阪に移住し、作曲家活動と学生指導を現在進行形で行うミュージックビジネス専攻の創設された理念を実現しようとした仲間です。

 

最前線のクリエイターであり、多くの高校大学で教壇に立たれた彼を、このような状況に追い込んだこと。大学の魅力へと活かせなかったことは本当に残念という言葉では言い表わせないです。

 

一番の被害者、学生たち。

何よりも大切な主役である学生たちに、どれほどの不安を与えているか、この3か月の間に少しずつ、知ることが出来ました。

この新専攻のヴィジョンや指導に魅力を感じ、進路として選択してくれた学生たちは、開講して以来、私の誇りでした。「親バカ」ならぬ「教員バカ」ですが、この集団こそ、音楽シーンの未来を切りひらく人材たち「新時代」「最強」の音楽人になる!と思ってきました。その為に私が出来ること、教えられることは何か、提供できることは何か、専任仲間であるKaz氏をはじめ、気持ちを持った先生方と常に議論していました。

 

大学のカリキュラムと方針変更で、本来考えられていた教育が受けられなくなった学生への救済として「山口ゼミBiz」を立ち上げられました。若い方は業界の最先端の先生方から学ぶ機会を活用してもらいたいです。

https://yamasemibiz.peatix.com/



そして、教員、職員の方々。

大学が良くなってほしいという気持ちであることを伝えているつもりですが、皆さんに不安を与えている一因であることは間違いないと思います。いろんな人が心配して下さり、助言下さりました。私は、この問題が深刻化し大学の今後に悪い影響を与えたくないと考えてます。通知後もこの先起こるリスクを説明し、平和的な解決に努力する姿勢も表わしました。

その後の大学理事との面談があったのですが、非常に敵対的な、話し合わず押さえ込もうという姿勢。「裁判でもなんでもやってみなさい」と挑発する理事の態度に、話し合いで解決が出来る相手ではないと判断しました。この時の事も忘れられません。

学生、職員、教員の方にとって、今回の件が悪しき前例とならないよう、大学の判断について事実を明らかにし、再発防止への取り組みが進み、健全な大学運営がされることを希望します。

 

最後に、応援して下さる皆様へ

いろんな方がアドバイス下さるなかで、とにかく体調に気をつけて、とおっしゃられる意味がわかりました。何かと疲れやすく、仕事効率が落ち、ネガティブな感情が湧き上がってきます。

誰の責任で、どういった理由で、決定が下ったか、「合理的な理由」は未だに大学からは明らかにしようという積極的な姿勢がありません。どうやらこの問題は長期化しそうです。

公私とも、心身の健康に気遣い、長丁場に備えようと思います。

 

なんとか、ここまで、やってこれたのは、力になってくださった方の励ましのおかげです。それは、実際に近くにいらっしゃる方だったり、メッセージを下さった方だったり、思い思いの形で私に寄り添ってくださったり、楽しませてくださったり、話してくださったりしました。本当にありがとうございます。

最後の最後まであきらめず頑張ります。